ライブラリーの更新 新着

このページで扱うトピック

Opn Paymentsが提供するライブラリをご利用の場合、(課金の作成を含む)APIリクエストがまもなくご利用できなくなる可能性があります。Opn Paymentsでは、証明書のピン留めとして知られているセキュリティ対策を行っていましたが、この方法はすでに最善とはみなされないようになっています。ご利用のライブラリまたはプラグインが最新版かどうかをご確認いただきますようお願いします。新しいライブラリやプラグインには、新機能やバグの修正、パフォーマンス向上が含まれています。最新版のご利用が難しい場合、次のセクションに記載されている最低限必要なバージョンにご更新ください。

2024年3月31日までに最低限必要なバージョンを使用していない、または更新していない場合には、課金の作成(を含むAPIリクエスト)が正常に作動しない可能性があります。

最低限必要なバージョン

各ライブラリの最低限必要なバージョン、リリース日、変更履歴を下記の表にまとめています。

この表に記載がないライブラリに関しては、影響がないとお考えください。ただし、情報の更新がないかどうかこのページを定期的に確認することをおすすめします。

連携 最低限必要なバージョン リリース日 変更履歴
Android 4.3.1 2019年10月31日 CHANGELOG.md
Go 1.0.5 2020年7月31日 tags
iOS 3.2.0 2019年8月29日 releases
Java 3.1.1 2019年8月6日 CHANGELOG.md
PHP 2.12.0 2020年7月31日 CHANGELOG.md
Python 0.9.0 2020年9月3日 CHANGELOG.md
Ruby 0.8.0 2019年4月11日 CHANGELOG.md
EC-CUBE 2.2 2023年9月5日 CHANGELOG.md
Magento 2.18.6 2021年9月16日 CHANGELOG.md
OpenCart 2.5 2023年9月5日 CHANGELOG.md
PrestaShop 1.7.10 2023年9月5日 CHANGELOG.md
WooCommerce 4.8 2021年4月19日 CHANGELOG.md

ライブラリの更新

以下のセクションでは、各ライブラリの更新方法と、更新時の注意点について説明しています。なお、各ライブラリの更新方法に関しては基本的な例のみを示しています。ご自身の環境に合った更新方法をご利用ください。

SDK: Android

アプリのbuild.gradleファイルのdependenciesセクション内のバージョンを変更します。

dependencies {
  implementation 'co.omise:omise-android:4.3.1'
}

旧バージョンから新バージョンに更新する際は、以下の点にご注意ください。

バージョン2.6.5から2.6.6にアップグレードすると、TLS 1.1のサポートがなくなります。TLS 1.2以上をご利用ください。詳細については、TLSの廃止に関するページを参照してください。

SDK: iOS

Swift Package Manager を使ったアップグレード手順を参照してください。4.xブランチはiOS 10とSwift 4のサポートを停止しています。

ライブラリ: Go

最新バージョンのアップデート:

go get github.com/omise/omise-go 

特定のバージョンのアップデート:

go get github.com/omise/omise-go@v1.0.5 

ライブラリ: Java

アプリのbuild.gradleファイルのdependenciesセクション内のバージョンを変更します。:

dependencies {
  implementation 'co.omise:omise-java:3.1.1
}

旧バージョンから新バージョンに更新する際は、以下の点にご注意ください。

  • バージョン4.xから最新バージョンに更新する場合は、破壊的変更がないため、スムーズに移行できるはずです。

  • バージョン3.1.1からバージョン4.0に更新する際には、破壊的変更があります。詳しくは移行ガイドをご覧ください。最新バージョンに更新できない場合は、少なくとも推奨バージョンであるバージョン3.1.1に更新してください。

  • バージョン2.xからバージョン3.0.0に更新する場合、破壊的変更があります。詳しくは移行ガイドをご覧ください。

ライブラリ: PHP

MagentoやWooCommerceなどのPHPベースのプラグインについては、PHPベースのプラグインを参照してください。.

composer.json で指定されたバージョンを、最低限必要なバージョンに更新します。次に、updateコマンドを実行します。

composer update omise-php

バージョン2.xからの更新は、破壊的変更がないため簡単ですが、非EOLバージョンのPHPを使用することを推奨します。

ライブラリ: Python

requirements.txt で指定されたバージョンを、最低限必要なバージョンに更新します。その後、updateコマンドを実行します。

pip install --upgrade omise

どのバージョンでも更新は、破壊的変更がないため簡単ですが、非EOLバージョンのPythonを使用することを推奨します。

ライブラリ: Ruby

Gemfile で指定されたバージョンを、最低限必要なバージョンに更新します。その後、updateコマンドを実行します。

bundle update omise

どのバージョンでも更新は、破壊的変更がないため簡単ですが、非EOLバージョンのRubyを使用することを推奨します。

PHPベースのプラグインの更新

EC-CUBE

インストールと設定については、詳細はこちらのドキュメントを参照してください。

Magento

インストールと設定については、詳細はこちらのドキュメントを参照してください

omise-phpのバージョンを手動でダウングレードした場合は、セキュリティの問題を修正するためにomise-phpの最小推奨バージョンに更新してください。

OpenCart

インストールと設定については、詳細はこちらのドキュメントを参照してください。

PrestaShop

インストールと設定については、詳細はこちらのドキュメントを参照してください。

WooCommerce

パフォーマンス向上のため、少なくともバージョン5.3.1の使用を推奨しています.

インストールと設定については、詳細はこちらのドキュメントを参照してください

omise-phpのバージョンを手動でダウングレードした場合は、セキュリティの問題を修正するためにomise-phpの最小推奨バージョンに更新してください。.

サーバー証明書の更新

ライブラリを更新してもOpn Payments APIにアクセスできない場合は、サーバーの証明書をG2に更新する必要があります。詳細は、DigiCertのKNOWLEDGE BASEの記事を参照してください。

証明書の更新には、使用しているOSに応じて、以下の手順のいずれかを使用します。

Linuxの場合

LinuxはCA(認証局)のTLS/SSL証明書を/etc/ssl/certs/ディレクトリに保存します。OSの更新時に、最新のCAがインストールされます。CAを手動で更新するには、ディストリビューションに応じて以下の手順のいずれかを使用します。

RHELとClones

  1. /etc/pki/ca-trust/source/anchors ディレクトリがまだ存在しない場合は作成します。

  2. DigiCert Global Root G2 fileをダウンロードします。 .

  3. 前の手順でダウンロードした PEMファイルを/etc/pki/ca-trust/source/anchorsディレクトリにコピーします。

  4. 証明書をシステムの証明書セットに組み込み、以下を実行します。

    sudo update-ca-trust 
    

Debianとその派生版

  1. /usr/local/share/ca-certificates ディレクトリがまだ存在しない場合は作成します。

  2. DigiCert Global Root G2をダウンロードします。

  3. 前の手順でダウンロードしたPEMファイルを/usr/local/share/ca-certificatesディレクトリにコピーし、各ファイルの末尾を.crtに変更します。

  4. 証明書をシステムの証明書セットに組み込み、以下を実行します。

    sudo update-ca-certificates 
    

Windowsの場合

OSの更新時に、最新のCAがインストールされます。手動でCAを更新するには以下の手順を使用してください。

  1. 管理者としてcmdプロンプトを開きます。

  2. C:\Tempなど、どこかのフォルダに移動します。

  3. 以下を入力します。

    CertUtil --generateSSTFromWU Rootstore.sst
    

システムは、現在のルート証明書の更新をダウンロードし、Rootstore.sst ファイルに書き込みます。

手順2のパスから、Rootstore.sstファイルをインターネットにアクセスできない(複数の)マシンにコピーします。

お問い合わせについて

Opn Paymentsのご利用に関しご不明点がある場合、または詳細をお知りになりたい場合は、サポートまでメールでご連絡いただきますようお願いします。APIの現在のステータスについてはstatus.omise.coで確認できます。

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