FinTechスタートアップのOmiseが、グローバル・ブレイン、三井不動産などから資金調達を実施

 Omise Holdings(代表取締役:長谷川 潤、以下Omise)は、グローバル・ブレイン株式会社(代表取締役社長:百合本 安彦、以下GB)、三井不動産株式会社 ベンチャー共創事業部 31VENTURES(代表取締役社長:菰田 正信、以下31VENTURES)、SMDV(Sinar Mas Digital Ventures)から資金調達を実施いたしました。調達金額は非公開としています。

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以下、敬称略。後列左より、佐野 尚志(グローバル・ブレイン株式会社 Partner in charge of Blockchain)、百合本 安彦(グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長、長谷川 潤(Omise Holdings CEO 創業者)、松岡 毅(三井不動産株式会社 ベンチャー共創事業部 事業グループ グループ長) 前列左より、一宮 翔平(グローバル・ブレイン株式会社 Principal)、小玉 丈(三井不動産株式会社 ベンチャー共創事業部 プロジェクトマネージャー)、宇野 雅晴(Omise Japan株式会社 カントリーマネージャー)

資金調達の目的

 インターネットの発展に伴い、商取引や人口移動のグローバル化が急速に進む一方、金融取引はいまだにローカル利用を前提とした古いプラットフォーム上で行われています。ビジネスがグローバルに展開されるようになるにつれて、ボーダーレスな世界に適した世界中誰でもアクセスできるオープンな金融インフラの必要性が高まっています。

 今回の資金調達は、新たな資本サポートを得ること以上に、戦略パートナーと関係性を築き、Omiseが現在開発中である金融インフラ(Omise Payment、OmiseGO、GO.Exchange)をより多くの人に届けることを重視しています。

# 今後の展開

 今回の新規投資家の参画は、Omiseの戦略に強く合致しており、それぞれの強みを以下のように最大限活用することができます。

1. Setting the foundation

 OmiseとGBのビジョンは、ブロックチェーンのエコシステムを発展させるという点で一致しています。これまでもイーサリアム・コミュニティ・ファンド(ECF)やブロックチェーン領域特化型コワーキングスペースであるNeutrinoなど、産業の基盤となる事業を共同で行っています。

 OmiseとGBは、今後も共にこれらの事業を成長させ、より広いコミュニティからの参加を促進していきます。

2. Building the supporting infrastructure

 OmiseGOのビジョンは、ボーダーレスでオープンな誰でもアクセスできる金融システムを構築することです。私たちはオープンな金融プラットフォームにより、生産者と消費者が国境を越えて直接決済を行うことが可能になると考えています。  このシステムは、どこでも決済が可能になるという世界への道を切り開きます。

 私たちの目標は、現在開発中であるOMG Network、eWallet、そしてOMG DEX(分散型取引所)を活用して、エンドユーザーにグローバルな金融サービスを提供し、モバイルデバイスを保有するあらゆる人が簡単に、素早く、安全に、そして公平にグローバルな決済システムにアクセスできる世界を作ることです。

3. Strong network to support

 今回のラウンドの投資家である、GB、31VENTURES、SMDVは各社のリソースを活用し、将来的なクライアント企業との連携や関係性の構築などを通じて、Omiseの各事業が日本、東南アジア、そして世界中の急成長市場で普及することをサポートします。

# Omise Holdings CEO 長谷川のコメント

 今回の資金調達を通して、新たな投資家がOmiseに対する継続的なサポートを約束してくださったことを大変嬉しく思います。GB、31VENTURES、SMDVという各産業におけるリーダー企業とともに行う今日の発表は、次世代の金融インフラを構築するというOmiseの目標へ向けた力強い一歩です。私たちはさらなるパートナーシップや急速に成長する日本市場への参入機会などを楽しみにしています。

Omise Holdingsについて

 Omiseのビジョンは、 “Payment for Everyone” すべての人がアクセス可能でオープンな金融システムを構築することです。

 Omiseは2013年に設立され、アジアおよびグローバル市場に先進的な決済サービスを提供しています。

 スマート、シンプル、そして、スケーラブルなOmiseの決済サービスは、ビジネスを始めたばかりのベンチャー企業から、多様なニーズを持つグローバルな大企業まで、多くの企業を支えています。
 常にテクノロジーのイノベーションの最先端にありたいという長谷川の思いから、OmiseはEthereumコミュニティーに参加した最初のFinTech企業となりました。そして、OmiseGOというブロックチェーン企業を設立するに至りました。

 OmiseGOはEthereumを基盤としたオープンソースなファイナンシャル・テクノロジーであるOmiseGOネットワークを構築しています。私たちは、eWalletを用いて国境や組織の境界によって分断されたデータや、法定通貨、分散型通貨などを対象とし、リアルタイムでP2Pの価値交換を可能にするサービスを提供します。

 Omiseは、日本、タイ、シンガポールにおいて、数千社のビジネスの決済を支えています。

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グローバル・ブレイン株式会社について

 GBは、さまざまな課題に取り組むスタートアップをサポートし、起業家とともに歩むベンチャーキャピタルです。 優れた実績と豊富な経験を持つGBのキャピタリストは、グローバルに展開する複数の拠点から優れたスタートアップを発掘し、ハンズオンでその成長を支えます。また、ブロックチェーンという技術イノベーションを発展させていくためにGBは、投資以外の側面でもスタートアップやコミュニティを支援するGB Blockhain Labsを立ち上げました。 運用資産は1,000億円を超える日本最大の独立系ベンチャーキャピタルであり、これまで米国、アジア、英国、イスラエルなどに投資してきました。

31VENTURES(三井不動産株式会社 ベンチャー共創事業部)について

 31VENTURESは、三井不動産株式会社のコーポレート・ベンチャーキャピタルとして、世界中の様々な新興企業に積極的に投資しています。 31VENTURESは、 スマートシティという未来のビジョンを目指し、Omiseとともに、不動産領域におけるブロックチェーン技術の活用に取り組みます。

SMDVについて

 SMDVはインドネシア最大級の財閥シナルマス・グループのベンチャーキャピタルです。

 SMDVは、ベンチャー投資、戦略的ネットワーク、および起業家へのメンタリングを提供することにより、インドネシアとその地域の景観を変えることを目指す優秀なテクノロジー企業を設立する起業家とパートナーシップを結ぶ、テクノロジーに重点を置いたベンチャーキャピタルです。 起業家自身、各社のニーズを理解し、市場リーダーシップと文化構築に貢献しています。 主に成長段階にあるスタートアップに投資しています。