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アユタヤ銀行、三菱 UFJ フィナンシャル・グループが出資する CVC から 新たにシリーズ B プラスラウンドの資金調達を実施

Omise

日本および東南アジアで決済サービスを行うOmise Holdings Pte., Ltd.(本社:シンガポール、代表取締役:長谷 川 潤)は、この度アユタヤ銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下MUFG)が出資するベンチャーキャピタルKrungsri Finnovateを引受先とし、第三者割当増資を実施いたしましたのでお知らせいたします。なお、今回の資金調達はシリーズBプラスラウンドにあたります。 本案件は現在、規制当局による承認プロセスの進行中です。

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(左から順に) 長谷川 潤 (Omise CEO),Sam Tanskul (Krungsri FinnovateのManaging Director), Ezra Don Harinsut (Omise COO)

事業提携の目的 今回の資金調達を通して、金融技術のさらなる革新と東南アジア諸国におけるサービス導入の拡大のために、各当事者の強みをいかす連携関係を築くことができました。 アユタヤ銀行のタイにおける強力な足場とMUFGの世界中の50カ国以上でのグローバルな経験を活用することにより、Omiseはタイだけでなく他の国々でも決済サービスの基盤を築くという次の戦略的ステップに進むことができるようになります。 また、Omiseの決済サービスを活用することによって、アユタヤ銀行はよりシームレスな決済サービスを提供することができるようになります。

2016年に行ったシリーズBラウンドの1,750万ドルの資金調達に続き、Omiseは今年、子会社であるOmiseGOのICOを通じてさらに2,500万ドルを調達しました。Omise は実用可能な技術革新を率先して切り開きたいというパイオニア精神を持ち、イーサリアムに基づいたOmiseGOネットワークを作り上げ、非中央集権的な価値の移転と交換を実現する公平な金融サービスの構築を目指しています。

Omise CEO 長谷川 潤のコメント Fintech領域におけるイノベーションのスピードはますます加速しています。今回の資金調達により、人々の生活やビジネスを金融の側面からより良くするために、アユタヤ銀行やMUFGのような金融機関と協力することが決まり、 双方にメリットのある非常に相性の良い関係を築くことができたと感じています。

Krungsri FinnovateのManaging Director Sam Tanskul氏のコメント 今回のラウンドにおけるOmiseへの資金提供は、Krungsri Finnovateの今年2つ目の投資であると同時に、タイの金融機関のCVCによる最大のスタートアップ投資の1つです。私たちは大手金融機関のCVCとして、オンライン決済における成長機会と、Omiseの取引量の堅調な拡大を見てきました。また、Omiseが東南アジアのEコマースの可能 性を最大限に活用し、国境を超えた決済のソリューションを提供する機会が数多く存在することを認識しました。 アユタヤ銀行は、Omiseのオンライン決済およびブロックチェーン技術(OmiseGO)の専門性を活用し、オンライン決済技術の導入を加速させます。長期的な計画の一環として見た際に、デジタルでリアルタイムな価値移転と支払いに焦点を当てたブロックチェーンベースの金融技術であるOmiseGOは、私たちのデジタルサービスの開発を支え る可能性があると考えています。

アユタヤ銀行について アユタヤ銀行は、タイ国内で72年の歴史を持ち5番目に大きな金融グループであり、三菱UFJフィナンシャル・グループに属しています。また、タイの全国に695の支店(658 銀行支店および37支店)と31,000を超えるサービス・アウトレットを持ち、個人消費者、中小企業および大企業への包括的なバンキング、消費者金融、投資、資産管理、およびその他の金融商品およびサービスを提供しています アユタヤ銀行は資本金3,000万ドルのCVC、Krungsri Finnovatを保有しており、フィンテック領域に焦点を絞ったスタートアップへの投資を行っています。

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