PDMは、ウェブサイトと統合されたOmiseダッシュボードを活用できるようになり、スプレッドシートの使用をやめ、デジタルソリューションを利用した会計管理を始めました。結果、オンライン決済をシームレスに受け入れることが可能になり、PDMはEコマースビジネスの領域を拡大することができました。
Doonyapol Srichan
クリエイティブ・ディレクター
FEATURED MERCHANT
PDM Brand
OMISE SOLUTION
Links (リンク型決済), クレジットカード決済
BUSINESS TYPE
小売業

PDMブランドは、屋内外で使用する、ユニークなフロアーマットを販売する会社として、家具デザイナーやインテリア愛好家たちの間でよく知られています。このブランドのコンセプトは、タイのような暑い気候でも、劣化しにくく、しかも高品質で長持ちする家庭用フロアーマットを提供するというものです。

国際的なデザイナーチームとの協力のもと、PDMブランドは1年以上にわたって調査と変更を繰り返し、長年タイで使用されてきた伝統的なフロアーマットを、適切な素材を使用した、現代風のデザイナーブランド製品へと変化させました。

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PDMブランドがこれまで成功を収めてきた背景には、フィンランドのデザイナーから地元の職人、生産者に至るまで、一つのチームとして情熱を傾け、同じ価値観を共有できるスタッフの存在がありました。最近、PDMブランドのクリエイティブディレクターであるDoonyapol Srichan氏にインタビューする機会があり、PDMブランドの進化とオンライン販売での成功についてお話を伺いました。

新商品の発売

2013年にPDMブランドが初めて商品を発売した時、主なマーケティングや販売チャネルは、もっぱらソーシャルメディアに頼っていました。「その当時弊社は、Facebook、Instagram、Lineを活用して、顧客とのコミュケーションをとっていました。最初にオンラインキャンペーンを開始したときは、わずか数人のスタッフしかいませんでしたので、商品設計から制作、販売、経理まで、少人数ですべてを管理していました。決済プロセスも手作業そのものでした。フロアーマットの購入を希望する顧客は、ソーシャルメディアチャネルで購入し、銀行振込で支払いを行っていましたし、スタッフの給与明細も、そのチャネルで送付していました。顧客の決済、会計はExcelシートで管理していました。」

事業を継続するために必要な事、例えば複数のソーシャルメディア・アカウント管理、会計業務など、多くのタスクに圧倒されつつあった時期に、PDMはワークフローを合理化できる、より効率的なソリューションを探していました。1年の間ソーシャルメディア・チャネルを介して商品を販売しましたが、オンラインでの事業拡大のためには、どうしてもEコマースのウェブサイトが必要であることを実感しました。PDMは今、完全にデジタル化された中小企業になることを目標にしています。

「私たちは、自社のウェブサイト(https://www.pdmbrand.com/)を作成し、事業の拡大に合わせてリーチを広げることにしました。 ウェブサイトの作成と決済プラットフォームの実装、その両方を外部委託する必要があり、その時からOmiseとのパートナーシップが始まりました。」

銀行伝票からオンライン決済への移行

ウェブサイトは、会社のブランドを統一させるためのプラットフォームとしての役割がありますが、顧客に対しては、ブランドの魅力を伝え、商品のカタログとしての役目、またオンラインストアとしても機能するものです。会社内でも、チームの業務ワークフローを合理化するのに役立ちます。PDMは、ウェブサイトと統合されたOmiseダッシュボードを活用できるようになり、スプレッドシートの使用をやめ、デジタルソリューションを利用した会計管理を始めました。結果、オンライン決済をシームレスに受け入れることが可能になり、PDMはEコマースビジネスの領域を拡大することができました。

「現在当社の売り上げは、約20%がイベントや展示会を通して、約80%がオンラインチャネルから計上されています。もちろん、ソーシャルメディアのプラットフォームでも商品をご覧いただけますが、決済に関しては当社のウェブサイトでお支払いいただくよう案内しています。現在、売上の50%以上は当社のウェブサイトから直接決済されています。Omiseとの統合以来、問題が生じたことはなく、会計の管理がはるかに簡単になりました。」

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住宅やアパートに加えて、PDMブランドのフロアーマットは、人気観光地のプーケットやホアヒンなどのブランドホテルやヴィラでも使用されています。会社のウェブサイトをOmiseのシステムと統合した結果、マニュアルでの管理が大幅に削減され、開発チームは新しいプロジェクトに集中できるようになりました。PDMは今後、家具業界への進出を検討しており、インテリアやデザイン愛好者向けの新しいアプリを立ち上げる予定です。どうぞご期待ください。



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