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Omiseの仲間たち: Ross Golder

Omise

Ross Golder, DevOps engineer from Omise

Omise に入社したきっかけを教えてください。実際に入社してみてどうでしたか?

業務内容に惹かれたのがきっかけです。自分がやりがいを感じられるポジションで、慣れ親しんだツールやテクノロジーを活用できそうな内容だったからです。数年前に、仮想通貨OMGのエアドロップを受け取った企業としてOmiseの名前は知っていたので、会社についてもう少し詳しく調べてから応募を決めました。Omiseで働き始めて約7か月になりますが、とても楽しんでいます。

あなたの業務について、またその醍醐味について教えてください。

私はDevOpsエンジニアとして、幅広い分野を担当しています。具体的にいうと、課題を解決するための新しいソリューションの開発、プロセスの効率化、インフラの変更点調整などのプロジェクト業務があります。それ以外にも、他のDevOpsが取り組んでいる修正やソリューションをレビューして承認したり、システムにパッチが適用されて最新の状態になっていることを確認したりする管理業務もあります。チームの他のメンバーが抱えている課題を手伝ったり 、トラブル発生時にすぐ対応できるよう待機したりするサポート業務もあります。多岐にわたる業務内容と、次々と起きる課題を楽しみながら業務をこなしています。

プログラミングを始めたきっかけは何ですか?

1980年に、父がシャープのMZ-80Kという家庭用コンピューターを購入して、マニュアルや雑誌に書いてあるコードを真似しながらプログラムを入力する方法を教えてもらったのがきっかけです。すぐにBASIC言語の仕組みを学び、程なくしてZ80アセンブラのルーチンも遊び感覚で始めました。初めてお金をもらって仕事をしたのは12歳のときです。父が働いていた会社のメインフレームに接続されたパラレルポートから、契約データを抽出してフィルタリングする、BorlandのTurbo Cのプログラムを作成しました。Amstrad PC 1640用の32MBのハードディスクで支払いを受けたのを覚えています。今は当時と比較にならないほど進歩しましたね。

プログラミングの世界ではいろんな選択肢があったと思いますが、なぜDevOpsを選んだのでしょうか。

DevOpsは、かつて「システム管理者」と呼ばれていた職種の現代的な呼び名です。今ではインフラを手動で管理するのではなく、コードでデプロイする方法が主流となっています。16歳で学校を出た後、最初の仕事は地元のコンピューター会社でダイヤルアップモデムを利用し、VT100の「グリーンスクリーン」端末を介して顧客のサーバーに接続するというものでした。週末に自宅で使えるようにモデムを貸してもらい、TCP/IPやPPPの仕組みを学びました。おかげで、インターネットが一般に開放されたときにはすぐに接続できるスキルを身につけていました。その次の職場では、UNIXを学ぶ機会があり、すぐにWindowsから乗り換えてLinuxを本格的に使い始めました。インターネットが普及し始めると、DNSやEメール、インターネット、データベースサービスのセットアップに携わり、運用面でのサポートを行うようになりました。こういった分野に興味がある人にとって、DevOpsの道に進むのは自然な流れだと思います。

このキャリアパスで成功するには何が必要だと思いますか?また、あなたにとって「成功」とは何ですか?

DevOpsの作業には、システムの構成やプロセス、データフローに対する変更の継続的な評価と再評価が含まれ、非効率性や潜在的な不具合や弱点を見つけ出す必要があります。優秀なDevOpsエンジニアは、担当するアーキテクチャのメンタルモデルを構築し、欠陥を修正したり、ベストプラクティスやコンプライアンスの期待値を維持したりするため、少しずつ漸進的な改善を行います。それに加えて、セキュリティー、モニタリング、アラート、障害への対応、コスト最適化など、常に考慮しなければならない点があります。私が考える成功とは、単にこの環境に馴染んで生産的に働くことではなく、それを楽しめるということです。

Omiseに入社して、自分自身について気付いたことや、働いていて一番気に入っているところを教えてください。

自分の能力に自信を持ち、自分の長所と短所をよりよく理解するようになりました。20年近く、比較的小規模なEC企業でたった一人のDevOpsエンジニアとして働いてきたので、新しい環境で「ゼロからのスタート」を切ることができるかどうか不安でした。使ったことのないツールやシステムをすぐに覚えられるだろうかと不安でした。他のDevOpsエンジニアと一緒に仕事をすることになるので、自分の仕事はピアレビューでより厳密に精査されることになります。仕事にちゃんとついていけるだろうか、とも考えました。入社前は少し緊張していたと思います。しかし、DevOpsチームに入った初日から、Omiseの同僚たちはとても協力的で素晴らしい人たちでした。ですから、すぐに自信を持つことができました。また自分自身のことをよりよく理解し、チームの中で自分がどの位置にいるのかを知ることで、目的意識と方向性を持つことができました。面倒に感じる業務はなく、一日の中で取り組む各作業に楽しく向き合えています。

フルリモートの社員として、仕事とプライベートの時間のバランスをどのように両立させていますか?他の同僚たちとのコミュニケーションに難しさを感じることはありますか?

仕事は月曜から金曜に行います。それ以外のときは、「何か他にやることを探す」日になります。仕事上の問題を話し合う際、他の同僚とのコミュニケーションに特に困難を感じることはありませんが、オタクっぽいところがあるので、自分の社交スキルは他の人よりは低いだろうと思っています。同僚とのコミュニケーションで念頭においていることは、いろんな選択肢を考慮したうえで、いつ、どのように、誰とコミュニケーションを取るかを決めることです。それ以外にも、オンライン会議中のエコー、遅延、切断、音質や画質などの技術的な問題が時折発生することがあります。少し面倒に感じることもありますが、これらは避けられないことです。

どのように問題に対処していますか?何かアドバイスはありますか?

忍耐と粘り強さがあれば、大抵は乗り越えられます。問題解決のための「特効薬」を提供することはできませんが、コピー機のフィールドエンジニアのためにソフトウェアを書いていたときに学んだ、「Symptom Cause Action(SCA)」と呼ばれるアプローチを取り入れるようにしています。まず、問題の潜在的な原因を特定し、それらを一つずつ取り除くことで、問題の根本的な原因にたどり着きます。そうすることで、解決のために実行すべき複数の潜在的なアクションが明らかになる、というアプローチです。また、一見単純な問題に対して何時間も何日も悩んでしまうような場合は、いったんその問題から離れて、別のことをしてから、新鮮な気持ちでその問題に立ち返ります。すると、答えが見えてくることがあります。それでもダメなら、詳細なレポートとして書き出してみてみます。実際に書くことで、自分が見落としていた点を発見することができます。

仕事以外の時間はどのように過ごしていますか?何か趣味はありますか?

仕事をしていないときは、YouTubeを見て過ごしています。タイに来る前は、スカイダイビングとハンググライダーが趣味でした。今は海の近くに住んでいるので、ヨットとカイトサーフィンを楽しんでいます。

自宅で飼っているペットは?困ったことはありませんか?

犬が2匹、牛が2頭、ガチョウが5羽、アヒルが1羽います。困ったことではありませんが、ガチョウは時々大きな声で鳴くので、その時はかなり気が散りますね。




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